＜製品について＞・画像１の左から水色、オレンジ、濃いグレー、ベージュです。・ネットで調査しますと１９６７（昭和４２）～７６年の期間で発売のようですがはっきりいたしません。価格も不明です。同型で日本製と台湾製があることから最初は日本で生産しその後、台湾に生産がシフトしていった時代背景があったと思います。・大きさは約（ｃｍ）   縦１０．２×横６．９ ×厚さ３ です。      重さは（１台あたり本体）１５８～１６０ｇです。・それぞれトランジスタを６個使用している標準的なスーパーヘテロダイン回路のラジオです。水色、オレンジのラジオ：台湾製、日立製シリコントランジスタ４本、ゲルマニュームトランジスタ２本、ＩＦＴ（中間周波数トランス）１０㎜角使用濃いグレー、ベージュのラジオ：日立製ゲルマニュームトランジスタ６本、ＩＦＴ（中間周波数トランス）７㎜角使用・電池は、それぞれ単三乾電池２本を使用します。
＜整備について＞・ラジオを分解（三枚おろし）して清掃・修理したものです。・キャビネットは洗剤漬けで洗浄しましたが外観に擦り傷、色あせなどがあります。特に水色は底面に割れ３箇所（画像８参照）があります。また、濃いグレーのラジオには金属メッキの剥がれがあり（画像５参照）、内部基板を支える基台の折れを接着しています。・基板は綺麗ですが、回路については水色、濃いグレー：交換無しオレンジ：ＭＩＸトランジスタ１本、コンデンサー１本交換しています。ベージュ：負極バネ交換しています。・全ての電極を研磨し接点復活剤を塗布しています。・ボリュームの抵抗被膜、バリコンローター軸にも接点復活剤を塗布しています。
＜整備後の状態について＞・正常に動作します。日本製のもののほうがやや大きい音が出ます。・電池室の電池下厚紙の汚れは取れません。・古いものですので、将来バリコンローター軸やボリュームにガリが出現する可能性があります。その時は「ＣＰＣ－８０」などの接点復活剤を塗布してみてください。クレ５５６は絶対使用しないでください。

＜その他＞・水色とオレンジのラジオには同色ソフビレザー（裏は布地）ケース＆イヤホンケースが付属します（画像参照）。大きな破れはありませんがアルコールで拭いたのみです。ただし、イヤホン本体は付属しません。・５０年くらい前のこの古いラジオに懐かしさや珍しさを感じる方いかがでしょうか。また、４台まとめてのコレクションはいかがでしょうか。・動作試験に用いた単三乾電池２本はそのままお付けいたします。・画像をよく見て頂き、新品同様を望まれる方は入札をお控えくださいませ。
＜送付について＞・送付総重量が５００ｇを越しますのでレターパックプラス（５２０円）がお得と思います。下記の方法でギリギリ入ります。・包装資材・クッション材に再生品を使用させて頂きますのでご了承ください。内側はプチプチなどで、外側はダンボールで巻きます。・発送前に動作試験をしております。輸送時の故障・破損などにつては補償できませんのでご承知下さるようお願い申し上げます。